苦手はAIに委ねろ。得意なことだけに集中する働き方

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伝えたいことは一つだけです。AIエージェントには、身を委ねてしまうべきです。 苦手なことは全部渡して、自分は得意なことだけに集中する。それだけで、仕事の回り方が変わります。

自分は現役のプレイングマネージャーですが、技術と管理の得意不得意でいえば9:1で技術が得意です。管理は必要に駆られてこなしているだけで、正直、得意でも好きでもありません。この「苦手な部分」を全部AIエージェントに委ねてしまった結果、今では複数のプロジェクトを並走させても、まったく苦になりません。今回は、その具体的なやり方と、ここにたどり着くまでの3か月の話です。

目次

本業とAIエージェントは、もう融合している

今の自分は、本業のアウトプットのほとんどをAIエージェント経由で進めています。「本業で使う時間」と「AIエージェントを触る時間」という区切りがすでになく、地続きになっている状態です。

プロジェクトの立ち上げは、いつもこの型

新しいプロジェクトが発生したときは、だいたい次の流れで進めます。

  • プロジェクト用のワークフォルダを作成する(のちにAIエージェントの作業フォルダとして指定する)
  • 目的・背景・要求事項・制約事項などをまとめ、ワークフォルダに配置する
  • 新しいチャットを立ち上げ、そのワークフォルダを指定する
  • 「新しいプロジェクトを進めるので、ワークフォルダ内の資料を確認してください」と伝える
  • 確認した内容をもとに、AIエージェントと確認・質問を繰り返し、認識が合うところまで詰める(いわゆる要件定義)
  • 認識が揃ったら、WBSと課題管理表を作らせる

大きなプロジェクトでも、ちょっとしたタスクでも、初期コンタクトは基本この型です。必要なコンテキストを渡し、不明瞭な部分を壁打ちし、進捗と課題管理をAIエージェントに任せる。この繰り返しです。

週の始まりは、並走中の全プロジェクトの棚卸しから

月曜に出社したら、まずメールやチャットでトラブルや依頼事項がないかを確認します(このあたりはまだAI活用の余地がありそうですが、それはまた別の話として)。

次に、今週の予定を決めるためのタスク出しです。並走しているプロジェクトのチャットそれぞれに「WBSで今週進められるタスクと関連する課題をリストアップして」と伝えます。出てきたリストをもとに、進め方・成果物・やるべきタスクを決め、Todoに未着手タスクとして登録する。これを並走中のプロジェクトの数だけ繰り返すと、1週間分のタスクリストが出来上がります。

タスクが完了したら、その都度AIエージェントに報告し、WBSと課題管理表も更新してもらいます。

なぜ複数並走が平気になったのか

普通に考えれば、案件やタスクが同時に何本も走っている状態は、できれば避けたいものです。管理コストが跳ね上がるからです。ところが、WBSと課題管理表の作成・更新という「管理」の部分を、まるごとAIエージェントに委ねてしまえばどうでしょうか。自分がやることは「壁打ち」と「判断」だけになります。

ここが肝です。苦手なことを我慢して自分でやる限り、並走できる本数には限界があります。苦手ごと手放してしまえば、その限界そのものが消えます。

この型にたどり着くまでの3か月

正直、最初からこうだったわけではありません。半年前は「AIエージェントって何?」というところからのスタートで、AIに任せるという発想自体がほとんどありませんでした。AIで調べて自分で書く、AIに作ってもらった資料を自分で修正する。まだまだ「自分が主、AIが従」のやり方でした。

転機になったのは、AIエージェントの使い方に慣れてきて、1つのタスクにかかる時間が大幅に短縮されたことです。時間が空けば、自然と次のタスクを入れられるようになります。そのタスクもまた短時間で片付く。気づけば4〜5タスクの並走が普通になっていました。

ところが今度は、WBSや課題管理表の更新が追いつかなくなりました。それまでは、既存フォーマットを流用して自分でWBSを作っていたのです。あるとき、AIエージェントにWBSを作ってもらい、進捗は自分で更新するつもりでいたら、「WBSを更新します」と言われました。え、やってくれるの? これが目からウロコでした。

それからは、WBSに限らず、資料作成のほとんどをAIエージェントに任せるようになりました。広範囲にわたる更新箇所の一括修正やバージョン管理までこなしてくれるので、もう手作業には戻れません。

教訓

苦手なことを克服しようと頑張るより、素直に手放してAIエージェントに委ねてしまう方が、結果として多くの仕事を回せるようになります。これが3か月かけてたどり着いた実感です。

大事なのは、AIエージェントを「便利な道具」として使いこなそうとする発想ではなく、「苦手な仕事を代わりにやってくれる相棒」として、思い切って身を委ねる発想です。自分の得意不得意を正直に見極め、苦手な方をまるごと渡す。それさえできれば、あとは自分の得意なことにフルで集中できます。

次のアクション

もし今、何かの仕事を抱えすぎて苦しいと感じているなら、一度立ち止まって、自分の得意・不得意を棚卸ししてみてください。そして、苦手な方から先にAIエージェントへ委ねてみることをお勧めします。このタイムラインの型は、今のところ本業向けに育ててきたものです。次は、このブログの構築・執筆にも同じ型がどこまで通用するのか、あらためて振り返ってみようと思います。

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